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06/06(日) 演奏会 岡山シンフォニーホール 岡山合唱フェステイバル

練習日誌:随時追加してゆきます

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練習日
コメント
2004/06/06

岡山シンフォニーホール

 今日は岡山合唱フェステイバル 城下の噴水前に14:20に集合し発声練習を行い、演奏曲を軽く流す。同じブロックに出演する他の合唱団も思い思いに練習を行っている。
 軽く試運転を行ってからイベントホールでリハーサルを行う。演奏は倉敷男声合唱団としてのステージとUBOJ合唱団として男声100名を越える演奏がある。UBOJ合唱団は昨年メンネルコール”I”さんの呼びかけでUBOJを歌う会として発足したもの。今年になって一緒に歌うのがこのリハーサルが最初となる。聞くところによると昨年の4団に加え川崎医療福祉大学混声合唱団の男声の方も参加されているとか。歌う人が増えてくるのは嬉しいものだ。
 Dブロックで演奏する団体の演奏順のくじびきが行われ、順番に演奏を行ってゆく。倉敷男声合唱団は3番目と比較的早い順番。これまでの練習成果を発表する。演奏時間は5分30秒以内、この演奏に向けてどれだけ練習しただろうか。
 そしてDブロックの最後にUBOJの演奏、歌っている声がシンフォニーホールに響きわたり残響が聞こえてくる。100名を越える迫力を楽しみながら気持ち良く歌う事が出来た。
 10/30にはメンネルコール”I"さん 岡山大学コールロータスさんとのジョイントコンサートを計画しており、その時の演奏曲の一部を披露した形となった。明日からジョイントコーサートに向けての練習が始まる。
T.Y.
2004/06/04

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

取材状況

 フェスまであと2日、練習直前は、全日本合唱連盟の「ハーモニー」の取材があり、練習開始が少し遅れましたが、その間パートの音採り確認をするなど着実に本番モードのなっているようです。
 練習でも申しましたが、今回の曲については特に柔らかな声の響きを求められる詩であると思いますので、いつにも増してよい響きの「言語としての」「発音」をお願いします。「発声」は当然です。よい声で歌詞のリズム読みを今夜あたりお願いします。
 さて、今回は10月に向けてのデモとなる演奏になります。まだ4ヶ月あると言いながら、この2曲以外の方が多く残っています。是非、今回のステージでこの曲については一応の練習の成果を見たいものと思っています。

 こちらに留意事項をリンクしています
 

 以上、大変長くなりましたが、おさらいです。中間発表として頑張りましょう。                       by Yasu
2004/06/01

岡輝公民館
19:00−21:00

練習風景

 岡山県の公聴広報課によりますと、今日は岡山市の誕生日です。明治22年6月1日に市町村法施行に伴い岡山市になったそうです。その岡山市で行う二回目の練習日で、早々と5月29日に梅雨入りした岡山地方ですが、その梅雨は一転して気持ちのいい晴天となり練習参加者は一回目と同人数でした。
 本日の練習は合唱フェスティバル参加のための練習でした。初めに発声練習を行いました。鼻に響かせながら発声する練習をじっくり行いシンフォニーホールでの発表を成功させるためのものだと確認しました。前回の練習でパート別に音の確認を行った後だけに、練習会場の反響が強いこともあり強めの音量になりがちで、強弱の音量の差を正しくつけて抑えて歌う難しさを感じながら、曲の持つ表現の意味を大切にした歌い込みは十分参考になりました。
 練習の曲目は、砂上、鴎どり、uboiの3曲でした。なお本番までの練習は4日だけとなりました。この日には各パート別に本番での並び順を決めるそうです。今までの演奏に際しての約束事を十分確認するためにも、全員が出席されるようにお願いします。
                                  のりさだ
2004/05/21

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 合唱フェスまであと15日と言うことで、参加者は、二十名代となりまして、大盛況の練習場。今回は、何時もの練習場よりも、ひと回り小さな事もあって、部屋中に歌声が超充満状態で、音が判らなくなりそうなほどにウネッテいるようでした。
 練習メニューは、合唱フェスティバルに向けて、「海に寄せる歌」より「砂上」と「鴎どり」のアンサンブル練習です。
 田中先生が練習状況を覗いてくださいました。先生の感想は、「砂上」は、練習室の外で聞こえていたときには、良い音のように感ぜられていたようですが、練習場の中で聞いていると、まだまだ「砂上」も「鴎どり」も、演奏時の粗さが目立つようです。
 合唱フェスまでは、あと3回の練習です。もっと、歌い込みを重ねて、頭の中に歌の強弱や歌詞をしっかりと入れて、譜面から目が離せるようにしたいですね。そして、歌詞が伝わるように、言葉をしっかりと歌って(語って)ゆきたいものです。又、他パートの主旋律を感じ取り、旋律が生きるようにも、意識を持ちたいですね。
by.マーニン
2004/05/09

倉敷北公民館 
13:30−16:30

 合唱フェスまであと1ヶ月。あれよあれよともう目の前です。発表曲を重点的にということで練習計画表と少し違えて、松下さんによる『』砂上『鴎どり』、そして『仔羊』を、更に渋谷さんによる『KYRIE』を練習しました。
 練習中所々に不慣れな点、たどたどしい部分が見受けられます。特にパートソロのような部分が目立つでしょうか。音符ひとつひとつを狙って慎重に当てようとしているのか、どうしても音が切れ切れで短くなり、流れが悪くなってしまいます。渋谷さんもおっしゃっていましたが、自分が気持ち良く歌える段階まで行っていないのだと思います。音が不安だったり、丁寧に過ぎるのだったり色々あるでしょうが、もっと気楽に、何も考えずにすらすら歌えると良いでしょうね。ただあんまり気を抜くと、音程や発声がべらんめぇになってしまっていけないのですが。難しいですね。
 本番も近づけば松下さんの指揮も曲想に合わせて緩急がついてきます。それについていく為にも、固くならず柔軟に歌いたいものです。家で練習する際、一度お酒を飲んで好き勝手歌ってみる、とかどうですかね?
 ステージ上では堂々と気持ち良く歌うために、もうひとふん張りです!
西山
2004/05/07

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 指揮者は連休明けのぼけた頭のままで練習に参加。(申し訳ありません)来月の県のフェスを意識して予定を変更、演奏予定の「砂上」「鴎どり」をアンサンブルすることになりました。先月音採りが一応完了してはいるが、パートに分かれて音確認。残り40分ほどでアンサンブル。ところが、ありがたいことに、本日、内声に3人復帰。いつもより内声の方も元気が出たのでしょうか、つなぎの音が充実して結構分厚い音が鳴り始めました。ぼけた頭もこれで少し目覚めました。いやはやメンバーが増えることの力ですね。このまま人数が定着増加するといいですね。
 「砂上」はエコー効果をねらった掛け合いが何箇所か出てきます。互いに相手パートの邪魔にならぬよう細心の注意をお願いします。また、普段はなかなかメロディーのもらえないベースにも「美味しい」メロディーがあります。ただし、「来た!」と勢い込みすぎると体も喉も硬くなって逆効果。いつも通りの響き中心の発声を心がけたいもの。(他のパートも同じですが)言葉として歌が聞こえなければ意味がありません。さわやかな詩人の回想を歌いましょう。
 「鴎どり」は森脇さんも書いていらっしゃいましたが、この組曲の中心曲です。「春まだき日に鳴く鴎」=「まだ青春期の始めの頃の達治自身」を回想しつつ、人生の葛藤の気持ちを唱いたいもの。特に回想部分と現実の描写については、作曲者はダイナミックスによって区別されているように思います。また気持ちの揺らぎもrit.やaccel.によって表されているのではないでしょうか。そういう詩人や作曲者の思いをとらえて、青春期に思い描いた理想像=「人の名」を口にしながら、理想を叫んだ若かりし頃の詩人になりきりたいと思います。とにかく子音・母音を中心にした口形の統一、発声自体の響きの統一を考えながら年輪の味わいのある倉男サウンドを作っていきたいものです。
  by Yasu
2004/04/23

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 総会があることもあってか、始まりから人数が多く、発声練習からのスタートとなりました。その後、「海に寄せる歌」の「Z.ある橋上にて」と、「V.涙」のアンサンブルと、「U.仔羊」を少しだけ練習しました。まだまだ音があやしいところもありますが、少しずつ曲としてまとまってきたようです。
 21時頃からは総会になり、15年度の報告と16年度の計画、強化合宿をするかどうか、団歌・団旗についてなど話し合いました。
 6/6の合唱フェスティバルまでは、きづけばあと1ヶ月と少ししかないですね。歌う曲も「T.砂上」と「X.鴎どり」に決まり、これからですね。無伴奏ということで、今回は私は聴く側となりますが、今の調子でいくと、きっと詩の伝わるいい演奏になるだろうと楽しみにしています。
pi.
2004/04/16

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

   都合により2ヶ月間練習を休んでいましたが、その間に「わがふるき日のうた」、「海に寄せる歌」ともに音取りは終了していました。少し焦っています。でも幸いなことに山本さんがパソコンに音を入れてくださっているので、それを毎日聴いて全体の流れと自分のパートの音を確認しています。慣れない手つきで音を拾っていくよりもよほど効率的です。
 本日は 「海に寄せる歌」からX.鴎どり Y.既に鴎は Z.ある橋上にて の三曲を練習しました。 私は第5曲目がこの組曲のヤマ場となる曲と感じたのですがいかがでしょうか。詩人の思いが、感情が激しく鋭く刻まれるリズムによって見事にに表現されていると思います。烈風の中を飛ぶ鴎どりに、若い世代の方は今の自分の姿を、ある程度人生経験を積んだ方は過去の自分の姿を思い起こされるのではないでしょうか。
 ジョイントコンサートは、「多田武彦の夕べ」とも言う形になりました。 倉敷男声合唱団らしさのにじみ出た説得力・表現力のある演奏ができればと願っています。
           Hide-Mor
2004/04/11

倉敷北公民館 
13:30−16:30

 行楽日和の日曜日の午後 倉敷北公民館で練習を行いました。
 まず 海に寄せる歌のY既に鴎はのパート練習を行い、この練習で全曲7曲のパート練習を終えました。音取りの難しいX鴎どりを再度おさらいしてから本日のスペシャルレッスンに移りました。
 スペシャルレッスンではSさんの指導でKyrieを行いました。Kyrieの練習は今日で3回目となります。それぞれの音を良く聞くようにと話され練習に入りました。各フレーズ毎に歌うポイントについて説明があり磨きをかけてゆきました。
 この曲はバリトンに見せ場がいくつかあります。見せ場を演出する為にはその前の音を少し手を抜いてメリハリをつけて歌うとか、この音は少し高めにとるようにとか譜面に無い部分についての説明があり音楽への理解が深まる感じがします。
 重厚なハーモニーは歌っていて実に気持ち良く、練習が繰り返されるにつれいい音に仕上がっていっているのではと期待を持ちながら励んでいます。
T.Y.
2004/04/06

岡輝公民館

19:00−21:00
 桜満開の春うららなる日の夜、倉敷男声合唱団の岡山市内での練習デビューとなりました。場所は、岡山市中央図書館に程近い、岡輝公民館、19:00から21:00までやりました。で、本日の練習も、「海に寄せる歌」ですよーーん。
 まずは、前回の練習で、音取りをした、V「涙」とW「この浦に」の音チェックを19:00〜19:30。さらに、前々回の練習で音取りをしたT「砂上」とU「子羊」を加えて、T〜Wまでをザーッと歌い流してから、本日のメインであります。X「鴎どり」の音取りを20:20ごろまで行い、休憩を挟んで、その後は、Xの音合わせを行いましたです。
 X「鴎どり」は、「かってーわーたしもかれらのような」と何回も歌われる、部分など、付点8分音符と16分音符の組み合わせが繰り返されてできる、テンポ感を体に感じて歌っていきたいものです。「海に寄せる歌」の7曲のなかで、歌うのが、最もきつくなりやすい曲といえるでしょうか。私自身、歌っていて、オーバボリュームで力みが入って、声が前に出なくなりやすい曲のように感じています。
 「海に寄せる歌」は、私にとりましては、??年前の22歳の時、習志野市民文化ホールで学生時代最後の演奏会にて歌った曲でして、思い出多き曲です。素敵な演奏が、ステージ上で披露出来るよう、練習に励みたいと思っています。
 最後になりましたが、今日は、男声合唱に興味をもたれた見学者さんが、いらっしゃっていました。○○さ〜〜ん、是非ともご一緒に、声を上げませう。
by マーニン
2004/03/26

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 3月ともなれば卒業式、終業式、人事異動などで関連の人にとっては忙しい毎日だと思います。また、世間では早咲きの桜の便りも聞かれ浮かれた気持ちになるこのごろです。
 今日の練習はスタートより参加者が少なくカルテットの状態からのスタートになりました。練習は組曲海に寄せる歌の涙とこの浦にの音取り、パート練習に始まり締めくくりは砂上、仔羊から涙、この浦に、ある橋上にてとわがふるき日のうたの1〜5までを通しておさらいをしました。私にとっては久しぶりの練習になりましたが、気持ちも新たに練習に励むことが出来ました。
 そのわけは、世界へ羽ばたく未来の名演奏家のための(第五回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール)が3月7日から21日まで我倉敷市で開催されたことは皆様もご存知のことと思いますが、その運営のお手伝いを体験させていただきました。世界23ケ国から130数名の16歳以下の出場者が参加し、熱の入ったピアノ、バイオリン、チェロの演奏を聴かせてもらいましたが、演奏会とは違いコンクールの緊張感と演奏者の個性を表現した演奏は血が騒ぐほどの迫力を感じました。いずれはこの参加者の中から、世界のトップアーチストが誕生することを願ってやみません。また、倉敷の街でこのようなコンクールを体験できたことは,合唱を愛する私にとって何か役立つ物が体内に宿ったような印象が残りました。
 今後の倉男での練習の中にその成果が表れることを願って終わります。
のりさだ
2004/03/19

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 こんばんわ。今回練習日誌を担当する事になりました、バリトンの黒木です。
 個人的な話になりますが、今回は「海によせる歌」を委嘱依頼・初演の指揮をされた崇徳高校グリークラブの天野守信先生との事について記したいと思います。
 平成5年から平成8年にかけて私が所属していました、広島大学グリークラブは、当時「男声合唱の夕べ」というジョイントコンサートを毎年、崇徳高校グリークラブ・広島市役所合唱団・広島オルフェオン(崇徳高校OBで構成された団)と共に行っていました。
 そのジョイントコンサートは、毎年合同演奏に著名な指揮者・作曲家を呼んで行うのが一つのウリとなっており、私が在籍した時代には作曲家の広瀬量平氏、佐藤眞氏によって「海鳥の歌」や「若人の歌」等を演奏した思い出があります。特に、私が副部長として活動した3年次には、去年他界された辻正行先生によって「阿波祈祷文」を演奏した事は9年経った今も忘れていません。(西条キャンパスから、広島市内の崇徳高校にJRで通って、各団担当者と打ち合せを行っていた事も僕個人の記憶には新しいところです。)
 広島という地方でこうした演奏会を行えたのも、学生時代に同志社グリーで指揮者をされていた天野先生の中央との太いつながりがあったからに他ならない訳ですが、「男声合唱の夕べ」も天野先生が崇徳高校の顧問をご病気で引退されてからは、残念ながら終止符をうったと聞きました。天野先生が今も御元気でいらっしゃるか、広島を離れた今は知る由が無いのですがそうした思い出を振り返りながら、今回の演奏に励みたいと思います。
2004/03/14

倉敷北公民館 
13:30−16:30

 暖かい1日でしたね。天気もよく外で気持ちよく歌えそうな日でした。
 さて、本日は月1回の日曜練習、Sさんのスペシャルレッスンがありました。先月の日曜に引き続き、デュオパの荘厳ミサより「kyrie」の音確認とアンサンブルを行いました。フランスの寺院のオルガニストであり作曲家であるデュオパの思想にも迫る解説をいただき、「なるほど」を連発しながらのアンサンブルでした。細かな注意はまた別に語ることにして、「kyrie」の3つの部分の構成で「へえ」と思った事項を一つ少しメモしておきたいと思います。
 最初の「kyrie」の3回繰り返される部分は、人間の持つ「原罪」を人間自身どうすることもできず、それを「主」に哀れみを乞う部分、次の「Christe」の3回繰り返される部分は罪深い我々人間をお救い下さる神との仲立ちをしてくださる「キリスト」を見出し、その方への希望を込めた部分、そしてもう一度3回繰り返される「kyrie」は哀れみを乞いながらも神との和解ができる喜びを込めた部分。
 こう考え、曲の流れを考えれば、必然的にただきれいな音をきれいに歌うだけの合唱にとどまらなくなりますね。勉強でした。しきりにSさんが口にされていた、「音の流れの中で、この音が次の音とどうつながっていくかの関係をよく考えれば、同じ音でも高めに取ったり、強めに歌ったりすること」の必要性をさらに深められますね。
 「わがふる」はひとまず、音採りは1回目は終了です。「雪はふる」を確認のため一通り流しました。「過ぎ来し方 な省みそ 我が方の上に雪は降る」のシンコペーションの部分、確実に押さえてください。まだ未完成です。
 最後に「海寄せ」の終曲「ある橋上にて」を音採り、アンサンブルしました。この詩は、昭和16年10月刊行の「一点鐘」の収められたもので、この詩集の詩は多田氏の作品集の第3集の曲には沢山あります。「海」と題された6章の詩の一つですが、これは相模湾に面した小田原に住んでいた頃の作品です。以前木下牧子の「アンファンスフィニ」でも歌った、そして第3集の「追憶の窓」の中の「毀れた窓」でも読み込まれた小田原の海です。その自然の中で作者の感じる無常感を墨絵風に我々も「淡々と」、それでいて「生と死を見つめる心」の「揺れ」を組曲の終曲として表現したいものです。頑張りましょう。  
by yasu
2004/03/05

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 暖かい日が続いていたが寒さが戻り、今日は寒くなりましたねの挨拶から練習はスタート。 今日は久々にひびき集めの練習。 なかなか勘所がわからず、皆に迷惑をかけている。 喉の暖気運転を行ってから練習に入る。
 合同演奏曲のわがふるき日の歌の音取りは一段落し、アンサンブルの練習に入った。練習した曲を思い出しながら歌う、怪しい音の確認をしながら。 指揮者から詩の意味や表現方法の指導がありハーモニーが創られてゆく。 沢山のコメントがあった。 本日参加出来なかった団員のためにこちらに記載しておく。
 練習している時にはあまり気がつかなかったが、練習時収録したものを聞いてみると新しい発見があった。 指導に従って歌うと表現が生き返っている。 やれば出来る。 練習で身につけてゆく事がポイントのようだ。
 合同演奏曲なのでどのような形に仕上がってゆくのか楽しみだ。
T.Y.
2004/02/27

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 春 桜満開の下を少女達が楽しげに境内を散策している のどかで静かな情景の中で私は一人自分の影と石畳のうえを歩いている という静かできれいな旋律の「いしのうえ」で始まる「わがふるき日のうた」であるが「湖水」や「雪はふる」は死人探しや死に場所探し と死に近い者として何か複雑な気持ちである。
 人間はいつかは死ぬわけであるが、歳を重ねるとどうしても死をいかに迎えるか という話題がまわりに多くなり 他人に迷惑を掛けないでポックリと往生することを日ごろ考え、少しでもこのようになるために合唱を始めとしてスポーツにと励んでいる次第です。
 最近「廃用性萎縮」という医学用語を良く耳にしますが、人間の体は残念ながら使わないとどんどんと駄目になっていくそうです。
 特に脳が「廃用性萎縮」になっていくのがアルツファイマーとのこと。合唱をやっていれば少しは防げるのではと日頃皆さんにご迷惑をかけながら声を出させて頂いております。
 現在「わがふるき日のうた」の練習中に感じたことでした。
                    セカンドのF.S
2004/02/20

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 今日の練習は各パートそれぞれ充分人数が揃い、充実した響きが楽しめました。
 練習した曲は主に『わがふるき日のうた』のU.湖水とW.木兎です。テンポも速くなかなか大変でしたが、何度も繰り返し歌って音取りをしました。この2曲とも陰りのある詩なのですが、長い人生を生きてきている男達十数名が声を揃えて歌うと、説得力をもって迫ってくる何かを感じます。この響き・深みが当に男声合唱の面白さでしょうか。完成が今から楽しみです。ただリズム・言葉が難しいのでズレやすいみたいです。ここは指揮者に頼るだけでなく、歌い手それぞれが体の中にリズムを感じながら歌わないとどうしようもありません。指揮者からもリズム取りの課題が出されていました。頑張りましょう。その上で指揮者を見て合わせられたら完璧です。
 最後にエール(団歌)の候補として、指揮者オリジナルの曲を歌ってみました。爽やかかつ厳粛な響きの曲です。団歌の誕生となるでしょうか。
 色々と楽しみが多いですね。しっかりと味わい、良い演奏をしましょう。
西山
2004/02/08

倉敷北公民館 
13:30−16:30

 澁谷先生の指導によるKyrieの練習でした。
 この曲の楽譜は昨年末には配られていたのですが、今回が初練習ということで、不安と楽しみの中、パートでの音取りをしました。
 休憩後の合わせでは、まず発音から入り、歌っていく中で、言葉の繊細さや、一人一人のテキストのとらえ方等のご指摘をうけました。パートとしてはセカンドとバリトンが重要だということですが、トップのリズム感で引っ張っていくところや、バリトンが流れを引き寄せるところなどもあり、お互いを聴くことの大切さをあらためて感じました。
 今回は、アンサンブルコンテストと重なったこともあって人数が少なく、久々の”トップレス”でした。しかし、そのわりには声も出ていて、初めての曲とは思えないほど、ピアノの音にも頼らず歌っていたように思いました。難しい曲を乗り越えてきたからかもしれませんね。
 この曲は全部で40分程の曲だそうですが、この続きも楽しみです。
pi。
2004/02/06

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 立春は過ぎたとはいえ、寒いですね。風邪などひかれていませんか。人数も多いと言えばよいか、少ないのか?とにかく、目下10月のジョイントコンサートの合同曲「わがふるき日のうた」の練習中です。
 三好達治の詩集の中の「測量船」からの「アンファンス・フィニ」、「朝菜集」からの「鐘鳴りぬ」の音採りの確認をして、アンサンブルです。
 「アンファンス・フィニ」は作者の幼年期を愛惜を様々な象徴的な「もの」に置き換えれて表現されている詩ではないでしょうか。「遠くの島」「椿の花」「鳥かご」…みんな過去の記憶の象徴でしょう。「約束はみんな壊れた」ように、作者自身のかつての夢も崩れ去った今、その「あわれな私」との訣別を促すように、「さあ僕よ」と自分自身に呼びかけている。まさに夢やぶれた大人の、子供時代の思いとは全く別の世界で生きなければならない現実を抱えた、これを書いている私、いや読んで下さる「あなた」かもしれません。
 鮮やかなカラー写真ではなく、セピア色になった写真を古い本棚から見つけたときのような、ほんわかと懐かしいハミングにのせて「回想」のソロを迎えたいものです。特に、はっきりとした記憶ではなく、断片が浮かんでは消える様子を表すように、アクセントの位置を変えるシンコペーションの伴奏を多田武彦氏が選んだように思われるのです。でもゆったりと記憶を巡らせたい、だから、決してぶつ切れのハミングではなく、少なくとも大きく4拍ひとまとまりのフレーズで歌いたいものです。
 p28の4段目、「僕は/さあ僕よ」の部分は、「僕は」と言いかけて、決意の揺るがぬように「さあ僕よ」と自分に呼びかけている、だからくっきりと「さあ」を言い直しましょう。
 「鐘鳴りぬ」は昭和18年に発表された戦時下の作品です。「常ならぬ鐘の音声」はまさに「戦争の警鐘」。その警鐘に生還を期せず出征する覚悟、「さあさらば、親族の者たち、いつのものように我を待つな」に現れた「つひの別れ」の決意を歌いたいものです。頑張りましょう。  
by matsusen
2004/01/23

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 今日は松下さんがお仕事の関係でお休みだったため、第3曲「Enfance finie」、第6曲「鐘なりぬ」を中心に音取りを行いました。「Enfance  finie」とはフランス語で”過ぎ去りし少年(幼年)時代”という意味だそうです。木下牧子さんにも同名のタイトルの男声合唱組曲があり、以前の定期演奏会で取り上げたことがあります。 
 多田武彦氏の作品を今まで何曲か歌ってきましたが、練習をしていて何か心和むものを感じます。いわゆる「タダタケ節」なのでしょうか。この曲の練習を始めてまだ2回目ですが、曲の雰囲気を早くつかみたいですね。 三好達治の格調高い詩を元に多田氏がどのようなイメージでそれぞれの詩を選び、曲を載せていったのか知りたいところです。練習後、家で巻末の詩を読んでみました。 日本語の詩の美しさと、その詩に込めた詩人の思いを十分にくみ取り、味わって歌っていきたいものです。
 なお、ベースの辻さんが本日から復帰されました。 心強いことです。 仲間が増えることは嬉しい事です。
Hide-Mor
2004/01/16

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 新年を迎えてうれしいお話です。
 1月11日に練習の見学に参加されたTさんが、本日倉敷男声合唱団への入団を決意され代表より紹介がありました。パートはセカンドテノールへ所属されます。Tさんの入団大歓迎です。さらに多くの入団者が参加されることをお待ちしています。
 ジョイントコンサートの合同演奏曲は、男声合唱組曲 <わがふるき日のうた>に決定したことはメール等ですでにご存知だと思います。
 本日の練習はM指揮者より、多田武彦作曲,三好達治作詞の<わがふるき日のうた>の1.甃のうへ、5.郷愁の楽譜が配られ、<航海詩集>に先立って練習することになりました。従って練習は、前半はパート練習を行い、後半はそのアンサンブルを行いました。
 2つの曲とも音取りも大切ですが、リズム取りと詩の解釈が難解で,何回もリズム取りの練習に時間を割きました.詩の解釈については後日M指揮者より説明があります。でも、練習していて大変楽しく面白い曲のようです。
 戸外は寒く雪もちらつく一日でしたが、練習には熱が入るひと時でした。団員の皆様は、新曲の練習がスタートした今積極的に参加され効率のよい練習に励みたいと考えます。寒さに負けず,風邪を引かないよう頑張りましょう。                                         のりさだ
2004/01/11

倉敷北公民館 
13:30−16:30

 平成16年に入り、歌い初めとでも申しますでしょうか、第1回目の練習です。まずは、「里の秋」と航海詩集「我が窓に」の音確認で喉慣らしをし、休憩を挟んで、昨年12月までの練習成果をよみがえらすが如くに、Mさんにより「我が窓に」のアンサンブル練習を少し行いました。その後に、Sさんによる「里の秋」のアンサンブル練習を行いました。
 Sさんの練習では、曲中のハミングから歌詞に、変わる所などでは、ハミング時に歌詞を歌っているパートからの旋律の引き継ぎがスムーズに出来るように、歌詞部へ入るタイミングに気をつけて、早めに息を流すイメージを持つことや後半部のデクレシェンド部では、小節先頭音を少し強調した後で速やかに音を引くイメージを持つこと、また、歌詞が聞き手に伝わるよう子音を立て語るように歌う等のテクニックをご指導頂きました。更に、指揮者に歌わされているイメージではなく、指揮者の指示内容を個々の歌い手が理解した上で、自分なりに歌詞や音をどう表現したいか、また、どう表現するかを考えることが、良い演奏につながる。等の歌う際の心構えをお話しして頂きました。Sさんの御指導を受けるのは、私は、初体験だったのですが、面白かったです。
 それから、Tさんが練習の見学にお出でになっていらしたですね。嬉しいですね。仲間が増えると。素敵な曲作りを、是非とも、御一緒に!!      
Wrote by マーニン
2003/12/19

倉敷キリスト教会館
19:00−21:30

 今日は今年最後の練習日 指揮者が年末の業務の為休みをとられましたが、ピアノ伴奏者のリードで『航海詩集』の音とりを行いました。

 3日後の12/22(月)には忘年会を行いました。こちらに忘年会のスナップ写真を掲載しました。忘年会の会場で練習曲を歌うわけには行きませんが、会場の周りの団体の承諾を得て、愛唱曲を歌いました。飲んでハモル楽しさは何とも言えません。
 新年の歌いはじめは1/11(日)です。今年もよろしくお願い致します。
2003/12/14

倉敷北公民館 
13:30−16:30

 先週から、次回の演奏を目指して練習が始まりました。今回の曲は男声合唱組曲『航海詩集』 丸山薫作詩、多田武彦作曲の曲です。練習はVのわが窓にから初めています。
 11月30日に難曲をなんとか歌い、ほっとしたのか出足が悪い中パート練習から始めました。パート練習はトップとセカンドのグループとバリトンとベースのグループに分かれて練習します。指揮者とピアノ伴奏者が音を弾いてくれますので、その音を頼りに歌ってゆきます。リズム読みとか音階で音をとるなど曲の難易度に応じて指導して戴けます。音が上手くとれない私でも何回か繰り返すうちに少しづつ歌えるようになってきます。各パートを単独で歌えるようになると、二つのパートで歌います。
 パート練習が終わると、揃って練習します。他のパートの音が聞こえてくると自分がわからなくなり、それを乗り越えてゆかねばなりません。そして今度は他のパートの音を聞きながら、ハーモニーを創ってゆく形になります。ハーモニーの中に溶け込むと実に気持ちの良いものです、新しい喜びを求めて、スタートを始めました。
 今日は嬉しい話がありました。11月30日の演奏を聞かれお二人の方が入団したい旨、問い合わせがあったとの事です。皆から大きな拍手があがりました。お顔を早くお出し戴けますよう心からお待ちしています。
T.Y.